手形割引をするなら金融機関か、手形割引業者か

現在迷走中のアラフォー女子ですが結婚が難しいことを考えて、資格でキャリアアップを図りたいと考えています。
以前経理をしていたこともあり、簿記の2級の資格を取ろうと思っています。
今になり3級の復習をしているのですが、学生の時に取得したためかなり忘れていることも多く苦戦中です。
過去問のアプリを使ったり、説明や演習問題・質問コーナーが設けられているサイトを利用したりしているのですが、旅行に行くのを我慢して簿記学校に通った方がいいのかとも考えています。

東京で経理をしていたこともありました

私と同様に簿記のサイトを利用している方が、開設者の方に手形取引の仕訳の仕方で質問しています。
手形割引の内容が理解しにくいと見え、何故自社側で受取をするのに早めに手形割引をして換金するだけで、割引手数料を払わなければいけないのかと疑問に感じているように思えました。
私は大学を卒業して5年ほど東京で経理事務の経験があります。

代金の回収に受取手形を使う相手先が多く、資金繰りの厳しい元の勤務先では期日前に手形割引をしていました。
手形はいつまでにお金を支払うという約束をした券面のことを言います。
割引料は期日までの利息のことで、約束の日よりも早めにお金に替える際に発生します。
期日まで待てば券面の金額を満額もらえるので、いわば早くもらうためのサービス料と考えた方が分かりやすいのではないでしょうか。

東京の元勤務先では、銀行などの金融機関を利用せずに、専ら手形割引業者を利用していました。
すぐ換金したかったのと、相手先の規模が小さく金融機関の審査に通りにくかったからだと思われます。

金融機関の手形割引料と手形割引業者の使い分け

手形割引をする際に、銀行等の金融機関の方が手形割引料が割安になることがあります。
割安な代わりにメインバンクでも審査が行われ、信用度が低いと判断された場合は手形割引を断られることもあるため注意が必要です。
銀行ではだいたい額面の3%前後の割引料で済みます。

手数料が高めな信用金庫や信用組合でも最大で5%くらいまででしょう。
手形割引業者は最低で3%程度ですが、手形を振り出した会社の規模が小さく信用度が低い場合には高めに設定されることがあります。
その代わり、即日での割引と口座への入金が可能になったり、銀行で断られた手形でも割引を引き受けてもらえるケースがあります。

私が元働いていた会社では、引き受けをしてもらえたことがきっかけで業者に頼むようになったと先輩から聞かされました。
銀行等の金融機関に依頼するか業者に依頼するか使い分けをするには、手形を振り出した相手先の信用度で考えるといいでしょう。

大規模な企業で、経営が安定している会社の手形であればメインバンクを利用するといいでしょう。
ただし、換金までに日数がかかることがありますので、余裕をもって手続きするようにしてください。

返信を残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です